アカデミック・ジャパニーズ・グループ研究会

2017年度

第42回AJG研究会 ワークショップ
「スパッと決まる(⁉)ライティング評価を目指して:フローチャートの活用」

趣旨説明

 ライティング評価のようなパフォーマンス評価には,これが絶対という評価点はありません。しかしながら,入試やプレースメントテスト等のように,複数の人で採点し,1つの点数に決めなければならない場合もあります。
 Good Writingを構成する要素はいろいろありますが,評価をする際に,どの要素を優先するか,そして,各要素の定義を決めておかないと,評価にずれを生じ,一つの点数に決めるのが難しくなります。
 私たちは,当初「マルチプルトレイト評価基準」を使ってエッセイを評価していましたが,各トレイトの点数はなかなか統一できませんでした。そこで,この評価基準をもとに,3つのトレイトのフローチャートを作成し,この1年試用してきました。このフローチャートを使うと,どこでずれているのか(例えば,ある要素の解釈が異なっている,等)が明確になり,評価をする際の"もやもや"が以前より"すっきり"としてきたように思います。皆さんの現場でも,このようなフローチャートが活用できるかもしれません。
 今回のワークショップでは,私たちが作った「目的・内容」「構成・結束性」「日本語」の3つのトレイトのフローチャートを実際に使って,日本語学習者の書いたエッセイの評価を体験していただきます。

【参考文献】田中真理・阿部新(2014)『Good writingへのパスポート―読み手と構成を考えた日本語ライティング』,くろしお出版

お願い

 当日は,可能でしたら,ネット接続のできる端末(スマートフォンやタブレット,ノートパソコン)をご持参ください。ワークショップで講師の用意したサイトに接続し,エッセイの評価点やコメントの入力をするためです。

*端末をお持ちでない方については,同じグループの方の端末で代理での接続・入力をお願いすることがあります。
 ご協力ください。
*会場ではネットワーク接続の準備はありません。各自,インターネット接続環境をご準備ください。
*サイトのアドレス(URL)は当日お知らせします。(サイトへの接続が簡単なQRコードも用意します。
 スマートフォンやタブレットをご利用の方は,QRコード読み取りの無料アプリをご用意ください。)
 --iPhoneの方:App Storeで「QRコードリーダー for iPhone」などを検索しダウンロード
 --Androidの方:Google Playで「QRコードリーダー」などを検索しダウンロード

第42回 世話人

小笠恵美子(東海大学)
影山陽子(日本女子体育大学)
鈴木秀明(目白大学)
高橋薫(早稲田大学)
ボイクマン総子(東京大学)
宮﨑七湖(新潟県立大学)

概要

日時 6月17日(土)12:00-17:00
会場 東京大学駒場キャンパス 21 KOMCEE EAST 212室
定員 80名
*定員になり次第、締め切らせていただきます。
参加費 AJG会員:無料
非会員:1000円
申し込み期間 2016年5月15日(月)10:00~6月10日(土)

*研究会当日の入会は、お受けできなくなりました。
 非会員の方で、本研究会より会員としての参加を希望される方は、お手数ですが事前にご入会いただきますようお願い申し上げます。

プログラム

12:00-会員受付
12:15-12:45会員総会
12:45-13:00休憩・非会員受付
13:00-17:00ワークショップ

*若干スケジュールを変更させていただく場合がございます。ご了承ください。

講師

 田中 真理  (名古屋外国語大学)
 阿部 新   (東京外国語大学)
 影山 陽子  (日本女子体育大学)
 坪根 由香里 (大阪観光大学)
*佐々木 藍子 (国立国語研究所)*準備協力者

講師紹介

 ワークショップ講師は,人間によるライティング・パフォーマンス評価と機械学習に基づくウェブシステムとを融合させることによって,第2言語としての日本語ライティング評価及びライティング教育の支援ツールを開発する研究を行っているメンバーです。

*今回のワークショップは、以下の科研費研究プロジェクトとの共同開催です。
 「日本語ライティング評価の支援ツール開発:「人間」と「機械」による評価の統合的活用」
 基盤B(課題番号:26284074 研究代表者:田中真理)
 http://goodwriting.jp/wp/

アクセス

東京大学 駒場キャンパス http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map02_02_j.html
KOMCEE所在地 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_55_j.html