アカデミック・ジャパニーズ・グループ研究会

2022年度

第58回アカデミック・ジャパニーズ・グループ定例研究会

全体案内 ※今回はオンラインで開催いたします。

第1部 会員発表
第2部 講演

概要
日時 2023年2月11日(土)13:00~17:00
開催方法 Zoom 開催
*ミーティングのID 等は、お申込みくださった方に研究会前日をめどにメールでお知らせします。
定員 100名
*定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込期間 2022年12月10日(土)~ 2023年1月25日(水)
参加資格 AJG会員
*非会員の方の参加は受け付けません。
*非会員の方で、本研究会より会員としての参加を希望される方は、お手数ですが事前にご入会いただきますようお願い申し上げます。
*会員の皆様も、年会費のお支払いを済ませてご参加いただきますようお願いいたします。

第1部 会員発表

形 態:オンラインによる「ポスター発表」(25分+5分休憩)×各2回
時間帯:①13:05~14:00 ②14:05~15:00

◆第1会場(ブレークアウトルーム1)

①山口麻子・岡田千帆・市村佳子(テンプル大学ジャパンキャンパス)・亀井信一(せたがや国際交流センター)
 「大学日本語プログラムと地域国際交流センターの交流活動の課題と成果―
    テンプル大学ジャパンキャンパスとせたがや国際交流センターの実践」
②Lara PACINI(ヴェネツィア・カフォスカリ大学・大学院生)
 「ヴェネツィア・カフォスカリ大学におけるチューター活動
    ― 日本語学習者の自立を目指して ―」

◆第2会場(ブレークアウトルーム2)

①朱雅蘭(名古屋大学人文学研究科・大学院生)
 「中国人日本語学習者の要約文の構造に関する研究
    ―作文における書き手意識の形成を目指して―」
②脇田里子(同志社大学)
 「大学図書館電子書籍による読書教育」

◆第3会場(ブレークアウトルーム3)

②東泉裕子・髙橋圭子(東洋大学)
 「配慮を理解していただきたいです/のですが―依頼表現としての適切度―」

第2部 講演

「教育における著作物の利用について考えよう」

趣旨説明

コロナ禍以降、オンライン授業が広く一般的に行われるようになり、授業目的公衆送信補償金制度がスタートしたことから、教育における著作物の利用に関心が高まっています。「学校が補償金を払っていれば、なんでもOKなの?」「日本語学校やボランティアの場合はどうなんだろう?」「著作権法違反にならないようにするにはどうしたらいいの?」など、疑問を抱いていたり、不安に感じたりしている方も多いと思います。
本研究会では講師として著作権処理の専門家である知的財産アナリストの我妻潤子氏と日本語教育・教育工学がご専門の保坂敏子氏をコメンテーターとしてお迎えし、参加者のみなさんと教育における著作物の利用について考えて行きたいと思っています。
今回のセミナーでは、事前に著作権に関わる基本的な講義ビデオ(著作物とは、著作者とは、著作権とは)を視聴していただいた上で、当日のセミナーに参加していただく反転授業形式で進めて行きます。申し込みをされた方には講義ビデオのURLをお送りしますので、お手数ですが、申し込みフォームの自動返信メールに記載された「事前アンケート」にご回答ください。折り返し、講義ビデオの視聴方法をお送りします。

講師紹介

講師

我妻潤子氏 知的財産アナリスト、東京藝術大学非常勤講師
教育系企業を経て、2007年に権利処理の業務代行の専門会社に入社。地上波放送局でCS放送へテレビ番組を販売する際の権利処理、BS放送局にて番組配信のための権利処理に従事した後、教科書会社、大学などを対象とした権利処理業務に従事。日本語教育機関の著作権処理のアドバイザーなども務めており、教育における著作物の利用に造詣が深い。

コメンテーター

保坂敏子氏 日本大学大学院 教授 研究領域は日本語教育・教育工学
メディアを介したことばと文化の教育に取り組んでいる。本セミナーに関連する著作として、「第2章オンライン授業の実践を知る 大学の事例 第1節 映像を軸とする対話重視のオンライン授業デザイン」『オンライン授業を考える 日本語教師のためのICTリテラシー』山田智久・伊藤秀明編 くろしお出版がある。

話題提供者・世話人

高橋薫 創価大学 准教授 研究領域は日本語教育・教育工学
本セミナーに関連する著作として、「第3章オンライン授業における著作権とは」『オンライン授業を考える 日本語教師のためのICTリテラシー』山田智久・伊藤秀明編 くろしお出版がある。

世話人

石澤徹(東京外国語大学)
大島弥生(立命館大学)
大野早苗(順天堂大学)
影山陽子(山梨学院大学)
木下謙朗(龍谷大学)
高橋薫(創価大学)
山口麻子(テンプル大学ジャパンキャンパス)
吉田美登利(東京工業大学)

プログラム(予定)
12:50 開場
13:00 開会
13:05~15:00 会員発表
15:00~15:10 休憩
15:10~16:45 講演「教育における著作物の利用について考えよう」
16:45~17:00 研究会からの連絡・アンケート等

*当日のスケジュールを変更させていただく場合がございます。ご了承ください。
*共催:科研費基盤研究(C) 22K00651「オンライン授業のデザイン再考に関わる基礎的研究」(研究代表者:高橋薫)

第57回アカデミック・ジャパニーズ・グループ定例研究会
「外国人留学生のキャリア支援―入社後の活躍を見据えて―」

趣旨説明

 新型コロナウィルスの影響で、海外渡航制限が始まってから2年が経ち、国内留学生数も激減しました。この間、政府は留学生三十万人計画の振り返りを進めるなど、留学政策のありかたを再検討すると同時に、出口戦略としての留学生支援、すなわち留学生の就職支援、キャリア支援のありかたについても検討を続けてきました。本来、留学生の就職支援の質の向上については、留学生自身の学びだけでなく、採用企業側の努力と、その間をつなぐ教育機関の教職員の支援のありかたが重要なファクターとなります。そこで今回は、政府系機関や都道府県と共に外国人雇用企業の支援を全国で進めながら、2020年度、厚生労働省の有識者委員会で留学生支援のありかたの検討に携わった淺海一郎氏を招き、外国人留学生のキャリア支援において、具体的にどのような課題が生じやすいのか検討する研究会を実施したいと思います。就職活動や面接支援における教師の日本語「過調整」の問題から、入社後の異文化適応の課題まで、教育機関の教職員ができることについて、現場の事例から具体的に考えます。

講師紹介

内定ブリッジ株式会社 代表取締役 淺海一郎氏
(文化庁「日本語教育推進関係者会議」委員,日本貿易振興機構(JETRO)高度外国人材スペシャリスト、国際交流基金(JF)客員講師)

世話人

伊藤 奈津美(早稲田大学)
牛窪 隆太(東洋大学)
鈴木 秀明(目白大学)
田中 信之(富山大学)
寅丸 真澄(早稲田大学)
藤田 裕一郎(朝日大学)
宮﨑 七湖(新潟県立大学)

概要

日時 2022年10月22日(土)13:00~15:40
会場* Zoom ミーティングのID等は、お申し込みいただいた方に2日前をめどにメールでお知らせいたします。
定員 50名
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込期間 9月5日(月)~ 10月15日(土)
参加資格 AJG会員
非会員の方の参加は受け付けません。
非会員の方で、参加を希望される方は、お手数ですが事前にご入会いただきますようお願い申し上げます。

プログラム

12:50〜受付開始
13:00〜14:20講演
14:20〜14:30休憩
14:30〜15:20事例検討
15:20〜15:30総括
15:30〜15:40研究会からの連絡等

スケジュールを変更させていただく場合がございます。ご了承ください。
共催:科研費基盤研究(C) 19K00747「留学生のキャリア意識・支援の実態解明と組織横断的なキャリア支援システムの構築」(研究代表者:寅丸真澄)

第56回アカデミック・ジャパニーズ・グループ定例研究会
「日本語教師の専門性を考える-」

趣旨説明

 2019年に日本語教育の推進に関する法律が施行され、日本語教育は新たな時代に入ったと言われています。
様々な立場の学習者がいること、学習者の希望、立場、能力に応じた日本語教育を受ける機会を最大限確保する必要性が法律で明文化され、改めて、日本語教師の専門性を考えた方もいるのではないでしょうか。
第56回定例研究会では「日本語教師の専門性を考える」と題して、ワークショップを行います。 本研究会では「専門性とはこれだ」という一つの答えを希求するのではなく、それぞれの日本語教師観、実践を振り返る場になればと思います。

話題提供者紹介

舘岡 洋子(たておか ようこ)氏、早稲田大学大学院日本語教育研究科教授
小畑 美奈恵(おばた みなえ)氏、早稲田大学日本語教育研究センター助手
古屋 憲章(ふるや のりあき)氏、山梨学院大学グローバルラーニングセンター特任講師
松本 明香(まつもと はるか)氏、早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程

スタッフ

仁野 玲菜(にの れいな)氏、早稲田大学日本語教育研究センターインストラクター非常勤講師
寺浦 久仁香(てらうら くにか)氏、イーストウエスト日本語学校非常勤講師
藤原 恵美(ふじわら めぐみ)氏、早稲田大学日本語教育研究センターインストラクター非常勤講師

世話人

小笠 恵美子(昭和音楽大学)
影山 陽子(山梨学院大学)
内藤 真理子(電気通信大学)
三代 純平(武蔵野美術大学)
脇田 里子(同志社大学)

概要

日時 2022年6月25日(土)12:30~16:40 
会場 オンライン開催
定員 100名
申込期間 告知開始後~6月17日(金)
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
参加資格 AJG会員
※非会員の方の参加は受け付けません
ミーティングのID等は、お申し込みくださった方に研究会前日をめどにメールでお知らせいたします。
非会員の方で、参加を希望される方は、お手数ですが事前にご入会いただきますようお願い申し上げます。
 会員の皆様も、年会費のお支払いを済ませてご参加いただきますようお願いいたします。

プログラム

12:50〜受付開始受付開始
13:00〜13:15AJG総会
13:20〜13:30休憩 (受付)
13:30〜13:40開始、趣旨説明・話題提供者紹介
13:40〜14:40話題提供
14:40〜15:00質疑応答・意見交換
15:05〜15:10ワーク説明
15:10〜16:15ワークショップ
16:15〜16:30全体シェア
16:30〜16:40研究会からの連絡等

スケジュールを変更させていただく場合がございます。ご了承ください。
共催:科研費基盤研究(C) 19K00747「留学生のキャリア意識・支援の実態解明と組織横断的なキャリア支援システムの構築」(研究代表者:寅丸真澄)